かう、とぬう。

主婦ときどき趣味、で生きてます^^

劇団四季のミュージカル『美女と野獣』福岡公演を観劇してきました

福岡市にあるキャナルシティ劇場にて、劇団四季の『美女と野獣』を観劇してきました。

 

ミュージカルの観劇は初!です。

ディズニー映画の美女と野獣はDVDでサラッと観た程度。劇団四季に関しても事前情報は全く頭に入れていません。

 

 

簡単なストーリーを。

 

主人公ベルは美しいけれど本が大好きで、物語の中の世界に思いを馳せる変わり者の女性。

発明家の父モリースと田舎に住んでいます。

 

ある日モリースが森で道に迷い、屋敷に入り込みます。

そこに住んでいたのが魔法で野獣の姿にされてしまった王子のビースト。

ビーストはモリースを捕らえましたが、助けに来たベルと引き換えにモリースを街へ返します。

ベルは父親の身代わりに野獣の住む屋敷で暮らすことになったのですが…。

 

 

始めにベルが出てきたとき、「声低いなぁ」と思いました。

若い娘なのでもう少し声が高いほうが若々しくて良いのではないかと。

でも観ているうちに印象が変わりました。

野獣とのやりとり、子供のようにわがままで癇癪を起こす野獣を諭すベルの声はまるで母親のようで、やや低めのその声がぴったりだったのです。

 

思い通りにならないと怒鳴りつけ、力ずくで言うことを聞かせようとするビースト。

愛し愛されなければ人間には戻れないのに、どうしたらいいのかわからないという焦燥感がひしひしと伝わってきます。

 

ビーストがバルコニーで長く長く叫ぶシーンでは心が震えました。

どうしたらあんなに美しい声が出るのでしょう。どこまでも伸び行く深い歌声に会場は拍手喝采でした。

 

 

ある時をきっかけに少しずつ心が近づいてゆくふたり。

魔法を解くタイムリミットはあとわずか。

 

演者さんの切ない表情、歌声。感情の変化が観ているこちら側にしっかりと伝わって胸が痛いです。

 

気づくと終盤はずっと号泣していました。

ミュージカルってこんなに素晴らしいものなのですね。

大好きなディズニーのストーリーというのも良かったかな。

 

アニメーションの実写バージョンてどうなんだろうと思ったのですが、全くなにも気にならず!野獣(王子)のビーストが恐らくベテランの、お世辞にも若いとは言えない方でしたが、お芝居も歌声も素晴らしく、とてもかっこよくて素敵でした!

もちろんビーストだけではなくて全員素敵でしたよ!歌はお上手だし、ダンスもバレエを習ってらっしゃるのかな。チームワークも、凄い!

私の稚拙な言葉ではこの感動を伝えきれません。

 

 

間に20分の休憩を挟んで、全部で2時間50分。本当にあっという間でした。

また観たくてたまりません。

夏休み中に小学生の娘を連れてもう一度観に行こうかと考えています。

 

 

余談ですが私は数か月前から歌を習っていまして、月に2度トレーニングに通っています。

今回ミュージカルを観たことで益々、上手に歌いたい!という気持ちが強くなりました。

劇中の曲のCDは売ってるんでしょうか。調べて見つけたら買うつもりでいます。

 

 

来年はリトル・マーメイドをやるようです。ずっと空中に吊られているんでしょうか。

こちらも絶対に観ます!それまでに劇団四季の『四季の会』に入っておこう。

先行でチケットが購入できたり広報誌が送られてきたりするみたいなので。

 

 

 

皆様もぜひこの感動を味わって下さいね!